静岡県は伊豆の道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」にて、国内主要eバイクが一同に会した試乗会「第1回 伊豆E-BIKEフェスティバル」が開催された。でもeバイクって実際どうなの? そんな疑問に答えるべく、一般ユーザーが体験した生の声を一挙に紹介しよう。
総勢24モデルのeバイクが大集合!
「eバイクって実際どうなの?」 高性能アシスト付きスポーツバイクことeバイクという、この新しい乗り物に懐疑的な読者もまだまだ多いだろう。
それならまずは、実際に乗ってみなくては! そんな声に応じるべく、TOJ伊豆ステージと同日・同会場にほど近い道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」で開催された「伊豆E-BIKEフェスティバル」は、まさに初の”eバイクフェス“となった。
国内でeバイクを販売する各ブランドが一同に会し全24モデルに及ぶeバイクが集結。かつシマノ・ボッシュ・ヤマハという国内大手電動アシストユニットサプライヤーがそろうことで、各バイクだけでなくそれぞれのユニットの違い比較が可能に。それを聞き付けて遠方から駆けつけた参加者も多く見られた。
試乗においては、同会場の道の駅駐車場の走行はもちろんのこと、一部のモデルにおいては30分程度の貸し出しが行われた。これによって豊かな自然と起伏に富んだ地形を持つ伊豆を自由に試乗。eバイクならではの加速感や、坂道でのアシストフィールの違いを参加者は堪能することができた。
会場内ではモータージャーナリストの島下泰久氏とeバイクジャーナリストの難波ケンジ氏によるトークショーなども行われ、最新eバイク事情も詳しく解説。丸一日このイベントを楽しみ尽くしてしまったら、次にeバイクの良さを人に伝えるのはあなたの番かもしれない。
・イベント概要
「第1回伊豆E-BIKEフェスティバル」
開催日時:2018年5月26日(土)
開催場所:静岡県田方郡函南町 道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」
主催:加和太建設
eバイクって実際どうなの? 試乗で体感した皆さんのホンネを直撃
信州の坂道を ラクに遊び尽くしたい!【ラクしたい派】
eバイクに実際に乗ってみたくて、信州から車で遊びにきたという会社の自転車好き3人組。「周囲は山ばかりなので、スポーツバイクで走ってもキツいなと思っていましたが、eバイクならラクに上りも楽しめそう。平地ではアシストがすぐ切れてしまうので、eMTBタイプがいいですね。見た目もカッコイイです!」
これまでの電動自転車からの進化に驚き【デザイン重視派】
「2008年に購入したヤマハのクロスバイクタイプ電動自転車に乗っていますが、最新のeバイクに乗ってみてその進化に驚きました。走りももちろんですが、コントロールパネルや操作感に至るまで、10年でここまで変わったんですね」。デザイン面も関心しきりで、ベスビーのJR1が最も気に入ったそう
アシスト感の違いがハッキリ デザインにも期待【徹底比較派】
ショップの人からeバイクの存在を教えてもらい興味を持った上杉さん。「ユニットごとにアシストのかかり方や、切れた時のムラのなさなどアシスト感の違いがよく分かりました。デザイン面ではバッテリーとダウンチューブの統一感など、これからもっとすっきり見せるかがカギですね」
これならみんなで一緒に走れる アシスト感は強めが好き!【アシスト最高!派】
普段からロードバイクで仲間達と伊豆ライドを楽しんでいる山下さん。「体力や脚力に差がある人たちと一緒に走るには最適ですね。初心者の人を誘って、坂を越えておいしいもを食べに行ったりしたいです!」ベネリのタジェーテは、アシスト感とともにXSのサイズ感がマッチしたそうだ
MTBとしてダートコースで遊び尽くしたい【eMTB派】
「YPJ-Rに既に乗っており、eMTBでも遊んでみたいなと思っていたところYPJ-XCが出たので、乗ってみたくて埼玉からこのイベントに来ました。つらいオフロードの上りはアシストで、下りは楽しんでなんてきっと楽しそう! 夏場のスキー場でレンタルして遊ぶというのがメジャーになってほしいですね」
ハイケイデンスにも対応 バイクごとの乗り味の違いを体感【試乗満喫派】
eバイクのアシストが、急坂で高いケイデンスにも対応することを体験して感心しきりの中根さん。「シマノやボッシュなどドライブユニットが同じモデルであっても、フレームや仕様などバイクによって乗り味が全く異なることがとても面白いです。来年再来年ともっと続けてもらいたいイベントですね」
スポーツバイクの一つのジャンルとして 運動目的で使ってみたい【コレクション派】
「ロードバイクから小径車までいくつかの種類のバイクを所持していますが、eバイクはそれらとまた違った楽しさがありますね。外のコースを走っている時に心拍を測っていましたが、120〜130の域を超えることなく有酸素領域で走り続けることができました。電源をオフにしても、想像以上に楽しい!」
eバイクの魅力にドハマり! すでに自分好みへカスタムも【カスタム派】
今回の試乗会で唯一、マイ・eバイクで来場した山田さん。ベスビーのTRS1を既に自分の走り方に合わせてカスタムしており、DTスイスのホイールにスリックタイプのタイヤを履かせたうえ、当日にはフロントフォークをリジッドへ変更するなど、まるでお手本のようなeバイクカスタムを行っていた
会場にそろったeバイクを一挙に紹介!
ミヤタ
ミヤタサイクルの電動アシストMTB「リッジランナー」シマノ製電動アシストコンポSTEPS搭載
問・ミヤタサイクル
メリダ
問・ミヤタサイクル
ミズタニ自転車
ミズタニ自転車「セラフ」からステップス搭載のeバイクが登場
問・ミズタニ自転車
BESV(ベスビー)
BESV(ベスビー)がロード、MTBなど新たなeバイクを正式発表。アンバサダーの ”のん”もその乗り味に驚愕の声!?
問・ベスビージャパン
トレック
トレック・ヴァーヴ+ 日本市場向けプレミアムクラスeバイク
問・トレック・ジャパン
ターン
問・アキボウ
コラテック
問・コラテック
ヤマハ
ヤマハより新たなアシストユニットを搭載したeMTB「YPJ-XC」など4車種が登場
問・ヤマハ発動機
ベネリ
問・プロト