現在6月5日(予定)出発日に向けて準備中。今年は東日本を一周、約3か月間の予定なので、荷物もかなりの量になる。積載を考えてキャリヤを取り付けたり、雨を考えて防水バッグにしたり、キャンプ用品を探したり…… あれこれ悩みながら決めた、旅ギア(装備品)を紹介します。

eバイク関連
かんいち
■YAMAHA WABASH RT(ヤマハ・ワバッシュアールティー)
オンロードの快適性とオフロードの走破性を両立する電動アシストグラベルバイク。日本一周に最も適したeバイク
https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/ypj/wabash-rt/

ヒロコ
■YAMAHA CROSSCORE RC(ヤマハ・クロスコアアールシー)
日常的なコミューティングからスポーツライドまで快適にこなす電動アシストクロスバイク。旅仕様ではないが、太いタイヤやフロントサスペンションなどは旅向き。日本一周を叶えてくれると信じている
https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/ypj/crosscore-rc/

■キャリヤ
サイドバックを付けるため、両車両に軽量で丈夫なスチールパイプ製のリヤキャリヤ「ミノウラ・MT-800N」を装着した。ワバッシュはさらに積載量を増やすために、フロントにアルミ合金製の「アデプト」のローライダー・フロントラックをセット。上部のボルトは側面のダボ穴に、下部はフォークエンドのダボ穴に取り付けた。


■サイドスタンド
ロングツーリングでは様々な路面や場所に駐輪することになる。またeバイクは車重が重く、荷物もたくさん積載するのでサイドスタンドは必需。今回はアルミ合金に強化プラスチック製脚キャップを組み合わせた、ワバッシュ用のサイドスタンドを装着した。ちなみにクロスコアはスタンドが標準装備となっている。

■バックミラー
走行しながら後方の安全確認ができるようバックミラーを装着した。ワバッシュは右側のバーエンド部に取り付けるタイプ、クロスコアはハンドルグリップの内側に装着した。

バッグ類
バッグは荷物を運ぶための不可欠なアイテム。今回はワバッシュは前後左右にサイドバッグを計4点。さらにリヤキャリヤの上にリヤバッグ。フロントバッグの合計6点。妻ヒロコが乗るクロスコアはリヤキャリヤの両側にサイドバッグ、キャリヤの上に小さなバッグ、フロントバッグの計4点となっている。
■サイドバッグ
長い旅では長時間雨や風にさらされるので、防水力と耐久性が高く、さらにワンタッチでキャリヤに装着できるバッグが理想的。昨年の日本縦断では中国のブランド「Rhinowalk(ライノウォーク)」のパニアバッグの赤を使用した。浸水もなく使いやすかったので、妻ヒロコにも同じものと思いネットで探したが、残念ながら在庫がなかった。
そこで同タイプの防水バック、ドイツの老舗ブランド「Ortlieb(オルトリーブ)」のリヤサイドバッグ「バックローラーシティ」を購入することにした。オルトリーブのバックはヨーロッパのサイクルツーリストたちの定番中の定番バッグ。値段は少し張るが、40年以上の歴史を持つ防水バックブランドで抜群の防水性と耐久性を誇っている。
色は白をチョイス、ついでに僕のワバッシュに付けるフロントサイドバッグもオルトリーブを採用。「バックローラーシティ(40L)」よりも一回り小さい「スポーツローラーシティ(25L)」の赤を選んだ。


■フロントバッグ
苦労したのがハンドル部に取り付けるフロントバッグ。両車両共、バッテリー供給型ヘッドライトが装備されているのが、ハンドルのど真ん中。ライトの光線を遮らずに取り付けられるバッグがなかなか見つからない。
散々探し回った末、ようやく見つけたのが、オートバイギアのブランド「ROUGH&ROAD(ラフアンドロード)」のバッグだった。僕が30年以上使い続けているブランドで、オートバイライダー用ウエア、バッグ類などを多種取り揃えている。それまで自転車のブランドで探していたのでこれは盲点だった。理想的のスタイルであればオートバイ用も自転車用も関係ない。カタログを見て「AQA DRY(アクアドライ)ハンドルバッグ」がサイズ&形状的に合いそうだと思い、実物を取り付けてみるとこれがジャストサイズ。もちろんライトも隠れないこともない。さらに嬉しいのが防水スペースがあること。ここへスマホを入れておけば突然の雨も安心。また取り外しも簡単で、ショルダーベルトを取り付ければ、そのままショルダーバッグとして使える。バイクを離れて観光や買い物をしたいとき、活躍してくれそうだ。

■リヤバッグ
前後のサイドバッグ&フロントバックに収まらないテントなどを収納するのが「ROUGH&ROAD(ラフアンドロード)」の「AQA DRYミドルテールボックス」。防水性の高い21Lのバックでリアキャリアの上に積載するのにちょうどいいサイズ。4か所にフックが通せるループとDリングがあるので、ストレッチコードなど使ってキャリヤにしっかり固定できる。テントを収納してみると幅もピッタリ。25cmの高さまで物が入るので、途中で買った食料品や2Lサイズのペットボトルなどを入れることも可能だ。
一方ヒロコは最小限のもの(レインウエアとワイヤーロックなど)が入れられるリヤバッグを取り付けた。こちらはとにかくサイズを最優先して選んた。

キャンプ用品
ヒロコは初めての自転車旅、年齢的にもできる限り体に負担をかけたくない。キャンプ用品(テント、シュラフ、マットなど)はスペースを取るし重量もある。悩んだが、予算的に全行程ホテル泊りは不可能なので持ってゆくことにした。その代わり自炊道具をなくして軽量化。大自然の中でのキャンプ、楽しみ♪
■テント
二人が寝られて荷物も入るテントを改めて探す。ファミリー用は快適だが重量オーバー。ペグ打ちが不可欠なワンポールテントは張る場所が制限されるので×。どこでも素早く設営ができて、風にも強いドームタイプで探す。そのほかにポイントとなるのは重量で3kg以下がベスト、サイズは横1.5m×縦2mくらいが理想的。経験からグラスファイバー製のポールは折れやすく、補強もできないのでアルミ製のポールで探した。
これらの基準をクリアしているのが「ROUGH&ROAD(ラフアンドロード)」の「ラフツーリングテント」だった。また前室と後室の出入口が大きく風通しが良かったり、雨の浸食が心配なフライシートとグランドシートに防水性の高い生地素材を使用していたり、使いやすさと機能性を備えたテントなのだ。別売りの「ラフグランドシート」も入手したので、これを地面に敷いてテントを張れば完璧。実際に使ってからの感想なども旅の中で紹介していきます。

■シュラフ(寝袋)
コンパクト収納が可能の「ROUGH&ROAD(ラフアンドロード)」の「ラフダウンシュラフ」を選んだ。90%ダウン&10%フェザーを詰め込んだスリーシーズンタイプで、重さ800gと軽量。さらに収納袋に付いたコンプレッションベルトを使うことで、半径14cm×長さ18cmまで圧縮することができる。自転車は積めるスペースの少ないのでこれはありがたい。またタオルを入れることで枕になるピロ-ポケットや湯たんぽが入れられる足元ポケットなど、+αの機能も充実している。

■エアマット
寝るときに体の下に敷くマットは必需品。種類もいろいろある。安価なアルミロールマットや折り畳みマットなどは、パンクの心配もなくそのまますぐ使えるので便利だが、大きくかさばるのが難点。一方、エアマットはかなりコンパクトになるが、大量の空気を入れるのが大変。
そこで登場するのが両方の良さを備えた「自動膨張式マット」。内部にフォームが入っているため、そのままでもクッション性があり、さらに空気を入れると適切な厚みになる。畳めばエアマットには及ばないものの、かなりコンパクトになる。ただちょっと高い。なので、僕は新調せず10年以上前から使っている「サーマレストウルトラライト」のレギュラーサイズを使うことにした。ヒロコは新たに「パイネ」 のクラウドマット165cmを購入した。

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