「よーし、eバイクを手に入れるぞ!」というあなた。ちょっと待ってほしい。愛車に長く・楽しく乗るためには、ショップ選びと購入後のメンテナンスがカギとなるのだ。
ぜひシマノサービスセンターを選びたい
「え!? eバイクってメンテナンスが必要なの?」と思った人もいるだろう。スポーツ自転車は適切に整備された状態で納車され、それを定期的にメンテナンスすることではじめて100%の性能を発揮し、快適に・安心してライドを楽しむことができる乗り物だ。それは、スポーツ自転車をベースとしているeバイクでもまったく同じこと。
そのためには、確かな技術と知識を持った、信頼のおけるプロがいるショップで購入し、面倒を見てもらうことが重要となる。そこでおすすめしたいのが「シマノサービスセンター(SSC)」だ。多くのeバイクには、世界大手の自転車部品メーカー・シマノの製品が搭載されていることが多いのだが、SSCはその製品のサービス拠点としての役割を果たすショップだ。加盟店舗はこのシマノ製品に精通しており、SSCを選ぶことのメリットは大きい。
ここではそのポイントと、一例としてニコー製作所を紹介しよう。
eバイクにはメンテナンスが必須
どんなに高額で高性能なeバイクでも、ノーメンテナンスで乗り続ければいつか必ず不調が出る。また、チェーンやブレーキまわりの重要なパーツは、定期的な交換も安全のためには必要不可欠だ。車に定期的なメンテナンスが必要なのとイメージはまったく同じ。なので、そうした購入後のメンテナンスを、定期的にプロに任せる必要がある。
eバイクに搭載されるパーツの多くはシマノ製
eバイクにはブレーキや変速機などの「コンポーネント」と呼ばれるパーツが必要不可欠だが、その多くは世界大手の自転車部品メーカー・シマノ製のパーツが使われている。モーターユニットの部分もシマノ製を搭載するeバイクは多い。なので、eバイクの整備・点検の際はこのシマノパーツの交換や調整が大きな焦点となることが多い。
シマノサービスセンター(SSC)とは?
POINT① 専門技術・知識を持つプロが常駐
POINT② バイク購入の相談から購入後のメンテナンスまで安心して任せられる
POINT③ 他店購入の自転車の持ち込みもOK
これらの条件を満たし、シマノ製品のサービス拠点としての役割を果たすショップがシマノサービスセンター(SSC)だ。かっこいい整備スペースを持ち、交換頻度の高いシマノパーツを多くストックしている(店頭在庫がなくても、シマノに在庫があれば注文後迅速にパーツは届く)。他店で購入したバイクを持ち込み可能なのがうれしい点で、例えば転居したあとに新たにお世話になるお店としても頼れる。2021年10月現在で全国59店舗ある。
シマノサービスセンター スタッフの声
「お住まいの近くですぐ持ち込めるお店を見つけてください」
「確かなお店で購入し、定期的にメンテナンスしてもらっていると、自転車の性能維持やパーツの持ちは全然違ってきます。eバイクの場合は、駆動系パーツの消耗に注意してほしいです。
当店の場合は購入後に1か月点検で必ず持ってきていただき、そのあとは2〜3か月おきに定期的に持ち込みをお願いしており、性能維持のために“何が良くて何がだめか”まできちんと説明します。
これから購入する方に気をつけてほしいのは、お住いの近くで定期的に自転車を持ち込めるお店を見つけて購入することですね。その際、ぜひSSCを選んでみてほしいと思います」。
あなたの近くのシマノサービスセンターを検索しよう
シマノ公式ホームページから、全国のSSCを検索できる。こちらのページからは、各店舗が取り扱っているシマノ製品とサービスも確認できる。まずは、あなたの住まいの近隣のSSCをここから見つけてみよう。
メール来店予約できるショップもあり
メール来店予約可能なSSCについては、予約フォームから申し込みができる。待ち時間なくスムーズに対応してもらうためにも、ぜひ利用したい。