ワフーがエレメントGPSサイクルコンピューターのeバイク向けANT+ LEVの通信機能を実装

GPS サイクルコンピューターとスマートトレーニング製品のグローバルリーダーであるWahoo Fitness(ワフーフィットネス)は、ELEMNTファームウェアの新しいアップデートを発表した。

Wahoo Fitness (ワフーフィットネス)が、ELEMNTファームウェアの新しいアップデートを発表

人気のGPS サイクルコンピューターにANT+ LEV での通信機能を実装。これにより、同プロトコルを採用するeバイクと接続し、各種情報をELEMNT GPSサイクルコンピューター/ELEMNT(エレメント)、ELEMNT BOLT(エレメントボルト)、およびELEMNT ROAM(エレメントローム)に表示することが可能となる。

LEVはLight Electric Vehiclesの略称で、軽量な電動車両全般を指す用語。ANT+ LEVプロトコルは、ANT+に規定されているデバイスプロファイルの一つであり、現在の速度、走行距離、バッテリー残量と範囲、現在の状態などさまざまな情報を車両側から表示デバイスに提供する。ANT+ LEV に対応したデバイスは、これらの情報をユーザーに伝えるために使用される。

今回の更新により、ライド情報の記録、GPSナビゲーションおよびeバイクの車両情報が一つの表示デバイスで利用可能になり、eバイクのユーザーにとってはシンプルかつ強力な選択肢となるだろう。

現時点でELEMNT(エレメント)との接続確認が取れているブランド、機種は以下の通り。

  • SPECIALIZED(スペシャライズド):
    ANT+通信を備える全ての2019、 2020年モデルのTurbo Bikes(CREO SL、LEVO SL)
  • GIANT(ジャイアント):
    ANT+通信を備える2020年モデルのeMTB(TRANCE E+ PRO、FATHOM E+ PRO)
スペシャライズド用画面。ELEMNT ROAM上にANT+ LEV情報が表示されている様子(日本語設定時には日本語で表示されます。)
スペシャライズド用画面
ジャイアント用画面。ELEMNT ROAM上にANT+ LEV情報が表示されている様子(日本語設定時には日本語で表示されます。)
ジャイアント用画面
ELEMNT Companion app 上にてライド後のeバイク使用モードの履歴を表示している様子(日本語設定時には日本語で表示されます。)

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