老舗ロードバイクメーカーが本気で作るサイクリングを楽しむためのeバイク
BRAND INFORMATION
パナソニックは家電用品のイメージが強いが、実は70年以上続く自転車メーカーで、とくに競技用ロードバイクでは世界的に認められた存在。そんなパナソニックが本腰を入れて作るeバイクが「ゼオルト」。サイクリングは楽しいと再確認させてくれる作りだ。
このバイクだったら安心して進んでいけるそんなふうに思わせてくれるタフなeMTB XEALT M5
XEALT M5
価格:46万2000円
サイズ:360mm、420mm
カラー:ブルブラック
eMTBというとペダルバイクのMTBからの競技イメージを持つものもあるが、ゼオルトM5はその路線ではない。クルマで例えればトヨタのランドクルーザーやジープのラングラーのような信頼感や高級感もあるハイクラスオフローダー的な存在だ。ゆえに冒険心やタフさを求めるサイクリングユーザーに響くモデル。フレームの素材はフォーミングアルミでフロントフォークはサンツアー製150mmトラベル。心臓となるドライブユニットはパナソニック製のGXドライブユニット(直流ブラシレスモーター250W)、バッテリーもパナソニック製の36.0V-13.0Ah(定格468Wh)。コンポーネントはシマノのデオーレ12速。
Spec
フレーム●フォーミングアルミ
フロントフォーク●SRサンツアー アリオン35EVOブースト RLR-PCS(150mmトラベル)
コンポーネント●シマノ デオーレ(12S)
タイヤ●マキシス アーダント 27.5×2.40
重量●25.4kg(360mm)、25.5㎏(420mm)
街乗りからロングライドまでこなすSUV的eバイクXEALT S5
XEALT S5
価格:36万8000円
サイズ:390mm、440mm
カラー:メタリックダークグレー、レーザーブルー
タフな作りのフレームにツーリングやシティランに便利な装備を組み合わせてオールマイティな乗り方ができるようにしたスポーツユーティリティーeバイクがゼオルトS5。日本のメーカーらしい個性的なモデルだ。一見大柄に見える車体も乗ってしまうと重さは感じずコントロールがしやすい。タイヤが太いので急に道が荒れてきても慌てずに走れる。なお、タイヤ径は小回りが効き安定性も高い27.5インチ。ドライブユニットはパナソニック製のGXドライブユニット。これは欧州向けに開発されたもので、それを日本向けにリセッティングしている。
Spec
フレーム●フォーミングアルミ
ハンドル●アルミフラットバー(575mm)
ドライブユニット●パナソニック GXドライブユニット
バッテリー●パナソニック 36V-13.0Ah(定格468Wh)
ブレーキ●前後油圧ディスクブレーキ(シマノ)
リヤディレーラー●シマノ製9速
20万円を切る価格設定がうれしいゼオルトの末っ子XEALT L3
XEALT L3
価格:19万5000円
サイズ:390mm、440mm
カラー:シャインパールホワイト、ソニックローズレッド、エアグリーン、マットチャコールブラック
ゼオルトシリーズの末っ子であるゼオルトL3。こちらのモデルはパナソニックの電動アシスト自転車に使用されるカルパワーユニットを採用しているが、制御プログラムをスポーティにしつつ、高ケイデンス域までアシストを行うようチューニング。軽いギヤでペダルを早く回すヒルクライムなどでもアシストを有効に使えるので、電動アシスト自転車のフィーリングとは別ものになっている。車体は幅広い速度域でも安定感があるよう設計されているので、毎日の通学や通勤で長めの距離を乗っても安心感があり、疲れにくい性格。カラーバリエーションが多いのも特徴だ。
Spec
フレーム●フォーミングアルミ
フロントフォーク●アルミ
ハンドル●アルミフラットバー(575mm)
タイヤ●CST C1953 700×38C
リム●アルミ
リヤディレーラー●シマノ クラリス(8S)
ドライブユニット●パナソニック カルパワードライブユニット(250W)
バッテリー●パナソニック25.2V-12.0Ah