ジャパンモビリティショー2025で示された、ヤマハとホンダの新たなeバイクの未来

2025年秋、東京ビッグサイトで開催された「ジャパンモビリティショー2025(JMS2025)」。見て乗って体感して、あらゆるモビリティの未来を考える展示が行われた本イベントでは、様々な新型モデルや未来のクルマ・バイクに限らず、「eバイク」を中心とした自転車に関連する展示も行われている。ここでは、ヤマハ、そしてホンダの新たなeバイクの姿を紹介する。

ヤマハのコンセプトモデル「Y-00B:Base/Bricolage」

Y-00B:ベース

PAS(パス)シリーズなど電動アシスト自転車に力を入れているヤマハが展示したのは新しいスタイルのeバイクコンセプトモデルだ。

性別だけでなく、スポーツや街乗りといった用途を問わない自転車を作ることをコンセプトに、オーナーに寄り添いつつ共に成長することを提案している。ベーシックな「Y-00B:Base」と、ヤマハの原点である第1号製品のモーターサイクル「YA-1」のオマージュとしてカスタムされた、クラシックな外観をイメージした「Y-00B:Bricolage」の2台が展示された。

Y-00B:ブリコラージュ
バッテリー
ヤマハのeMTB「YPJ-MTプロ」と同様に、左右に分かれたフレームがバッテリーを挟み込むようなダウンチューブを採用。まるで内蔵されているかのようだ。また、バッテリーはYPJ-MTプロよりも小型化している
ドライブユニット
モーターユニットはコンセプトモデルとして、あえて剥き出し。切り欠きから放熱性を意識
ホイールコンバータ
ホイールコンバータを搭載し、650Bと700Cの互換性を持つ。軽快にスポーティに走るのか、ワイドタイヤでリラックスして走るのかを選べ、まさにオーナーのスタイルに寄り添う

ホンダの「e-MTB プロトタイプ」

e-MTBプロトタイプ

ホンダの「e-MTB プロトタイプ」は、2023年のモビリティショーで発表されたコンセプトモデルを元に作られたモデルであり、同社がプロデュースしつつドイツのeバイクブランド「ROTWILD」が車体の開発を行っている。

国内はもちろんのこと、欧州においてはMTB遊びにはeバイクは欠かせないものとなりつつある。それは、上りは電動アシストによって快適にパスし、そして下りは本格的なスポーツライドとして楽しめるオールマウンテンバイク。世界での市販の展開も視野に入れており、欧州では先行して2026年末頃発売開始予定。北米や日本での展開は検討段階となる。

ホンダではこのeMTBを「ラストワンマイル」(クルマや公共交通機関で移動してからの移動距離をつなぐモビリティ)のブースに展示。同社や開発チームにはMTB愛好者も多く、求めた基本性能は高いレベルに仕上がっている。これからのホンダの電動モビリティの一翼を担う存在として大きな期待を寄せることができるだろう。

ドライブトレインまわり
モーターユニットはシマノ・EP8(国内未展開)、フレームはドイツの自転車メーカー、ROTWILD製。フレーム素材はカーボンで車体重量は23kg台だ
e-MTBプロトタイプ
モーターサイクルを手掛けるホンダとして、ヘッドチューブからリヤエンドへの一直線の流れがこだわりのポイントとなる

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