- 1. 独自のデザインとテクノロジーを用いてeバイク界をけん引するグローバルブランド
- 2. JGR1.1 スポーツeバイクとして高いパフォーマンスを提供
- 3. JF1 街中の走行にもサイクリングにも適したeクロスバイク
- 4. PS1 ブランドを象徴するデザインをまとうカーボンフレームのハイエンドモデル
- 5. PSF1 PSシリーズのスタイルはそのままに折り畳み機能をプラス
- 6. PSA1 価格と機能のバランスに優れたスタンダードモデル
- 7. CF1 LENA 女性でも乗り降りしやすいバッテリー内蔵のL字型フレームを採用
- 8. CF1 LINO スマートフォンとの連携で、シンプルな表示も不足はナシ
- 9. TRS1.3 あらゆる路面を乗りこなすeMTB界のオールラウンダー
- 10. TRX1.3 トレイルライドからアドベンチャーライドまで幅広くカバーするハードテールモデル
世界規模で成長するeバイク業界では性能やトレンドが年々進化している。そんなeバイクの今が分かるeバイクカタログ。ここでは、ベスビーのバイクを紹介しよう。
独自のデザインとテクノロジーを用いてeバイク界をけん引するグローバルブランド
BRAND INFORMATION
PCパーツメーカーを核とした、グローバル企業グループの一員であるBESV。グループ内で主要パーツを調達している強みを生かし、高い品質と安定した供給を実現している。日本ではベスビージャパンが仕入れやパーツの供給、ユーザーサポートなどを行っている。
JGR1.1
スポーツeバイクとして高いパフォーマンスを提供
ベスビーのeバイクはインチューブバッテリーとハブモーターにより、eバイクであるとは思えない外見であることが特徴。このJGR1.1も例に漏れず、急坂で追い越されるライダーから驚きの目を向けられるに違いない。外見のみならずスポーツバイクとしての基本性能にも抜かりはなく、11速のグラベルコンポとなるシマノ・GRXと油圧ディスクブレーキ、40Cという幅広のタイヤが、あらゆる路面状況においてスタートからストップまで乗る人の意志を忠実に反映してくれる。
JGR1.1
価格:41万8000円
Spec
[サイズ]S、M
[カラー]メタリックマラカイト
[フレーム]アルミニウム
[フォーク]カーボン
[ドライブユニット]ベスビーオリジナル2
[コンポーネント]シマノ・GRX(11S)
[タイヤ]マキシス・ランブラー(700×40C)
[重量]17.2kg(S)、17.3kg(M)
[航続距離]70〜130km
JF1
街中の走行にもサイクリングにも適したeクロスバイク
XSサイズなら重量が16.1kgと、とかく重くなりがちなeバイクにおいて、その価格からは信じられないほどの軽さを誇る。にもかかわらず航続距離は最大105kmと、街乗りに限らずサイクリングも十分にこなす。必要な充電の回数も限られるから面倒はなく、通勤や通学といった日常の利用にも向いている。フラットタイプのハンドルバーやブレーキはスポーツバイクの乗車経験を問わず誰にでも操作しやすく、制止や進路変更を強いられる街中の走行時も、戸惑いを感じることはない。
JF1
価格:25万8000円
Spec
[サイズ]XS、M、L
[カラー]グロスブルー、マットブラック、グロスホワイト
[フレーム]アルミニウム
[フォーク]アルミニウム
[ドライブユニット]ベスビーオリジナル
[コンポーネント]シマノ・デオーレ(10S)
[タイヤ]デューロ・イージーライド(700×35C)
[重量]16.1kg(XS)、16.2kg(M)、16.5kg(L)
[航続距離]40〜105km
PS1
ブランドを象徴するデザインをまとうカーボンフレームのハイエンドモデル
カーボンの特性を生かした曲線を多用したフレームは下位モデルとは一味異なる仕上がりで、eバイクにデザイン性や素材へのこだわりを求める人には最良のモデルとなる。ドライブユニットや制御プログラム、バッテリーなど主要パーツは自社開発で、アシストには乗る人の踏力を感知し、最適と感じるように自動で出力レベルを調整するスマートモードも備え、走りに集中することができる。また、前後にサスペンションを装備し、振動吸収に不利な小径車のネガを補っている。
PS1
価格:34万8000円
Spec
[サイズ]ワンサイズ
[カラー]ホワイトホライズン、グレーストーム、ブルーフュージョン
[フレーム]カーボン※チェーンステーはアルミニウム
[フォーク]スピナー・グラインド20(50mmトラベル)
[リヤサスユニット]カインドショック・A5-RR1(47mmトラベル)
[ドライブユニット]ベスビーオリジナル
[コンポーネント]シマノ・ティアグラ(10S)
[タイヤ]シュワルベ・ビッグアップル(20×2.0)
[重量]17.4kg
[航続距離]70〜100km
PSF1
PSシリーズのスタイルはそのままに折り畳み機能をプラス
リジッドフォークやアルミフレームで軽量化を図りつつ、リヤサスのお陰で快適性に不足はない。このモデルならではの特徴となる折り畳み機能は、折り畳む際の関節部がボトムブラケットとフロントフォーク&ハンドルの根元ということで、フレームを折り畳む他モデルとは異なり車体の剛性に不満はなく、それは折り畳み手順の分かりやすさにも表れている。駐輪スペースが限られる人や、eバイクをクルマに積んで出かけたいという人にぴったりだ。
PSF1
価格:29万8000円
Spec
[サイズ]ワンサイズ
[カラー]シャドーレッドメタリック、
シャドーブルーメタリック、
シャドーグレーメタリック
[フレーム]アルミニウム
[フォーク]アルミニウム
[リヤサスユニット]カインドショック・A5-RE L150(51mmトラベル)
[ドライブユニット]ベスビーオリジナル
[コンポーネント]シマノ・アルタス(7S)
[タイヤ]デューロ・DB7023(20×1.5)
[重量]18.3kg
[航続距離]55〜95km
PSA1
価格と機能のバランスに優れたスタンダードモデル
PS1と同じく前後にサスペンションを装備し、ドライブユニットを含む電動系の仕様も同等と、機能面で劣るところはない。それでいてフレームがアルミニウムということで、10万円以上安いプライスタグが付く。PSシリーズは全てにフルカラー液晶の小型ディスプレイが装備され、速度(現在・平均・最高)、ケイデンス(ペダル回転数)、パワーなどを表示。スマートフォンとの連携でナビにもなり、走行データの記録もできる。
PSA1
価格:23万8000円
Spec
[サイズ]ワンサイズ
[カラー]ホワイト、レッド、イエロー、ブラック(グロス)、ナルドグレー(限定)
[フレーム]アルミニウム
[フォーク]RST・キャパ20(50mmトラベル)
[リヤサスユニット]カインドショック・A5-RE(48mmトラベル)
[ドライブユニット]ベスビーオリジナル
[コンポーネント]シマノ・アルタス(7S)
[タイヤ]CST・C1854(20×1.95)
[重量]19.6kg
[航続距離]60〜90km
CF1 LENA
女性でも乗り降りしやすいバッテリー内蔵のL字型フレームを採用
ヨーロッパで人気のシティモデルを日本仕様にダウンサイジング。街中での走行に最適な内装3段変速に力強いフロントモーターを組み合わせ、通勤や通学、買い物と様々なニーズに対応する。フレームと一体化したフロントライトやブレーキ制動時に明るく光るテールライトが装着され、安全への気配りも欠かさない。フレームと同色に塗られた標準装備のキャリヤには市販のチャイルドシートを取り付けることが可能で、育児世代にとっても注目の一台となった。
CF1 LENA
価格:19万8000円
Spec
[サイズ]ワンサイズ
[カラー]ターコイズブルー、
グロスネイビー、マットブラック、ホワイト
[フレーム]アルミニウム
[フォーク]アルミニウム
[ドライブユニット]ベスビーオリジナル
[コンポーネント]シマノ・ネクサス(3S)
[タイヤ]デューロ・イージーライド(24×2.0)
[重量]21.5kg
[航続距離]35〜70km
CF1 LINO
スマートフォンとの連携で、シンプルな表示も不足はナシ
CF1 LENAの兄貴分となるモデルで、大柄な車体と26インチの大径タイヤは男性が主なターゲットとなろうが、適応身長は153cm以上と幅広い。ディスプレイはなく、表示はアシストレベルとバッテリー残量を表示するLEDのみながら、スマートフォンと連携すれば各種パラメーターの表示や駐輪場所の記憶までできる。フレーム内蔵のフロントライトや前後フェンダー、リヤキャリヤ、ブレーキ連動のテールライト、サークル錠、キックスタンドなど充実した装備品も要注目。
CF1 LINO
価格:26万8000円
Spec
[サイズ]ワンサイズ
[カラー]グラファイトグレー
[フレーム]アルミニウム
[フォーク]アルミニウム
[ドライブユニット]ベスビーオリジナル
[コンポーネント]シマノ・デオーレ(10S)
[タイヤ]シュワルベ・ビッグアップル(26×2.0)
[重量]22.5kg
[航続距離]55〜90km
TRS1.3
あらゆる路面を乗りこなすeMTB界のオールラウンダー
ベスビーヨーロッパがデザインしたフレームはMTBながら洗練され、幅広い層に支持される。前後160mmのサスを備えるなど、機能面ではMTBに求められる水準を余裕でクリア。まさに“羊の皮をかぶった狼”の形容がふさわしく、困難な坂道を容易に下ることができる。大半のモデルが同社オリジナルのドライブユニットを採用する一方、MTBモデルはシマノ・ステップスE8080を採用し、最大70N·mの出力は急な坂道や荒れた地形において本領を発揮する。ドロッパーシートポストも標準装備。
TRS1.3
価格:69万8000円
Spec
[サイズ]425(S)mm、460(M)mm
[カラー]ロックグレー×ナイトブラック
[フレーム]アルミニウム
[フォーク]SRサンツアー・デュロラックス36ブースト(160mmトラベル)
[リヤサスユニット]SRサンツアー・エッジLOR8(160mmトラベル)
[ドライブユニット]シマノ・ステップスE8080
[コンポーネント]シマノ・デオーレ(12S)
[タイヤ]マキシス・ミニオンDHF&DHRⅡ(29×2.60)
[重量]26.3(S)kg、26.5(M)kg
[航続距離]120〜175km
TRX1.3
トレイルライドからアドベンチャーライドまで幅広くカバーするハードテールモデル
コスパに優れたエントリーモデルということで、フロントサスのみのシンプルな構成だが、重くなりがちなeMTBを24㎏台前半の重量に抑え、荒れた地形でも優れた操作性を発揮する。シマノ製のパワフルなドライブユニットは、630Whという大容量バッテリーとの組み合わせにより、ロングライドの領域となる175kmまでアシストを持続。トレイルの走行に留まらず、アドベンチャーライドまで視野に入れる。TRS1.3と共通するシンプルなフレームデザインは、万人を魅了するだろう。
TRX1.3
価格:49万8000円
Spec
[サイズ]42.5cm(S)、46cm(M)
[カラー]グレイルカーキ×ナイトブラック
[フレーム]アルミニウム
[フォーク]SRサンツアー・XCR34エアブースト(120mmトラベル)
[ドライブユニット]シマノ・ステップスE8080
[コンポーネント]シマノ・デオーレ(12S)
[タイヤ]マキシス・アーデント(29×2.4)
[重量]24.3(S)kg、24.5(M)kg
[航続距離]120〜175km