「折り畳み小径eバイク」を、20代クルマ好きが初めて体験してみた! その2

「折り畳み小径eバイク」を、20代クルマ好きが初めて体験してみた! その2

eバイクとはなんぞや……? 初めて聞いた名前、思いのほか小さい見た目、一体どんな走りができるのか。当サイトを運営する八重洲出版の新人でクルマ大好き女子のタキカワが、ドキドキ・ワクワクしながらも、海の見える公園へレッツゴー!

PSF1に乗るタキカワ女史
八重洲出版新人のタキカワ女史。使用バイクは台湾発のeバイクブランドの「BESV」のベストセラー折り畳みeバイク「PSF1」(価格/29万8000円)

「私を大人にする、余裕が生まれるeバイク」(タキカワ)

eバイクとは、簡単に言うと電動アシストがついたスポーツバイクです。私自身、電動自転車も、スポーツバイクも乗った経験があることから、なんとなくイメージしていた感覚がありました。

しかし、走り出した途端、eバイクは想像以上の体験をもたらしてくれました。乗って一番に思ったこと、それは、目の前に広がる景色の綺麗さでした。eバイクの快適さでも、電動による足の踏む軽さでもなく、ただ何も気にせずに前の景色を楽しめる、そんな心の余裕が生まれる自転車でした。

私にとって自転車というと、子供の頃に放課後遊びに行くための第一の移動手段でした。

電動なんて付いてないから、上り道はとにかく足が重い。頂上を目指して力を込め、何も考えられないほどです。一方下り坂はスピードを出しすぎて石につまづき、棒にぶつかり、転ぶことなどしょっちゅうでした。周りの景色や障害物を気にしないほど、子供の頃の私は我に夢中でした。

PSF1に乗るタキカワ女史

しかし、23歳になった今。私はついに電動アシスト付きのスポーツバイクに乗ったのです。eバイクで上り坂になったとき、アシストが付いていることで空に浮いたかのような優しさを感じました。当たり前のように足は軽く、さらにはギヤで調節できるため、ちょうどいい漕ぎ心地を見つけられました。もう子供の頃のように上ることだけに夢中にはなりません。eバイクなら上り坂でも周りを見る余裕があるのです。下り坂でも穏やかな走りやすさを覚えるなど、つくづくeバイクには感心してしまいます。

さらに驚いたのは、そのコンパクトさです。クルマに積み込めるほど小さく折りたためる様子に驚愕しました。あれだけのパフォーマンスができる自転車が3分の1ほどのサイズになるのなら、家の中に置いておいても場所に困りません。今回のようにどこにでも持ち出して、また走りに行きたいと思わせてくれます。

eバイクでできる可能性はもっともっと多いです。みなさんも自分なりのeバイクの楽しさを体験してみては?

小径車に乗る2人

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