ミヤタのeMTB「リッジランナー」がフルモデルチェンジ インチューブバッテリー採用

ミヤタから、インチューブバッテリーを採用したeマウンテンバイク(MTB)「RIDGE-RUNNER i 6180(リッジランナーアイロクイチハチマル)」が、2023年1月に発売される。

リッジランナーi6180

リッジランナーは、MTBの黎明期より登場し、1980 年代には新素材であったアルミ、カーボンを使用したフレームや、フルサスペンションなどをいち早く投入、1989年にはMTB世界選手権ダウンヒルでも勝利を飾るなど、伝統あるMTBモデルとして知られている。

その名を受け継ぎ、2018年にeバイクとして発売された「リッジランナー6180」が、新たにシマノのインチューブバッテリー「BT-E8035」を採用してフルモデルチェンジを果たした。ドライブユニットにはシマノ・ステップスE6180を引き続き採用し、これまでのスポーティなライディングフィールはそのままに走行安定性の向上を図っている。

リッジランナーi6180のバッテリーまわり
リッジランナーi6180のバッテリーまわり
リッジランナーi6180のドライブユニット

リッジランナーi6180 は、2.8インチセミファットタイヤとアップライトなポジションで、誰でも気軽にトレイルロードを楽しめる 27.5インチMTBを目指したものだという。

より多くの人が使えるよう、前モデルよりもトップチューブのスローピングを強くし、サドル付近を曲げることで足つき性を確保している。

前モデルと比べ、ヘッドチューブを40〜45mm伸ばしたアップライトなジオメトリながらインチューブ化によって重心を下げることで、トレイル走行時の安定感もより向上させている。

リッジランナーi6180のジオメトリ図
リッジランナーi6180のジオメトリ表
リッジランナーi6180のジオメトリ

また、新モデルではディスクブレーキマウントをシートステーからチェーンステーに変更。軽量化とより安定した制動力を確保しているほか、オフセットさせたボトルケージマウントを引き続き採用しているため、ドロッパーシートポストを一番下に下げながらボトルを装着することができる。

2.8インチセミファットタイヤは路面状態を気にすることなく扱えるほか、初めてスポーツバイクにチャレンジする人でもその見た目から安心感をもって乗車できる。

リッジランナーi6180のフロントタイヤ

前モデルでは煩雑になっていたコックピットまわりは、ケーブル類が内蔵され、フロントフォークのリモートロックが廃止されたことで、シンプルになって今まで以上にライディングに集中できる。

サイズはこれまで2サイズ展開(380、430)だったが、460を加えた3サイズ展開となった。

そして、組み立てを日本国内で行うメイドインジャパンを実現させている。

リッジランナーi6180
カラーラインナップはブルー/ブラック(左)とパールブラック
リッジランナーi6180のリヤディレーラー
コンポーネントはシマノ・デオーレ(10S)を採用する

RIDGE-RUNNER i 6180
価格:39万6000円
サイズ:380(適正身長150cm〜)、430(適正身長160cm〜)、460(適正身長165cm〜)
カラー:ブルー/ブラック、パールブラック
フレーム:アルミニウム 
フォーク:SRサンツアー・XCR34ブースト(130mmトラベル)
ドライブユニット:シマノ・ステップスE6180 
コンポーネント:シマノ・デオーレ(10S) 
重量:23.5㎏(380)、23.6㎏(430)、重量23.7㎏(460)

最大アシスト航続距離:130km(エコ)、107km(ノーマル)、86km(ハイ)

販売場所:
全国のミヤタeバイク取扱店
メリダ公式オンラインショップ

リッジランナーi6180に乗る人

新製品カテゴリの最新記事