【eバイク試乗記2021】MIYATA CRUISE i 6180

【eバイク試乗記2021】MIYATA CRUISE i 6180

老舗ならではの考え抜かれた設計で乗るたびに感じられる味わい深い走り

シマノのユニットを国内で初めて搭載したeバイク、初代クルーズから数えて3代目となる新型が「CRUISE i 6180」。シリーズ初のインチューブバッテリーを搭載することで、デザインを完全に刷新した。

スマートなデザインだけでなく、インチューブ化によるバッテリー搭載位置の低重心&センターマス化の効果は明らかで、特に下りコーナリングでのハンドリングは明らかに向上。ステップスE6180のトルクはオフロードを走らないクロスバイクの行き先を考えると、およそどんな条件でも意のままのトルクを発生し、そのレスポンスも電費も素晴らしいの一言。

重量のあるeバイクのフレーム設計にも慣れてきたようで、運動性がいいことに加えて乗り心地もスポーツバイクとして気持ち良いものになっている。スペシャライズド・VADOほど尖ったスポーツ性能ではないが、週末の山岳地帯へのツーリングや、もちろん日常のコミューターとしても常にスポーツを感じられる性能を持っている。

eバイク試乗2021 ミヤタ

CRUISE i 6180
価格╱32万8900円
サイズ╱430、490
カラー╱ハーフマットブラック・ハーフマットホワイト
フレーム╱アルミニウム 
フォーク╱アルミニウム 
コンポーネント╱シマノ・ディオーレ 
タイヤ╱700×32C 
ドライブユニット╱シマノ・ステップスE6180 
バッテリー╱定格容量418Wh 
車重╱19.0kg(430)、19.2kg(490)

eバイク試乗2021 ミヤタ
シマノの新型コントロールスイッチ一体型ディスプレイを採用。グリップを握りながら走りに応じてアシスト量を自在に切り替えられる
eバイク試乗2021 ミヤタ
ステムに装着される砲弾型のフロントライトは駆動用バッテリーから電力を供給。バイク全体のデザインと一体感のあるミヤタ仕様だ
eバイク試乗2021 ミヤタ
およそ400Whの容量を持つリチウムイオンバッテリーをインチューブ方式で搭載。コンパクトなバッテリーは低重心化に貢献している
eバイク試乗2021 ミヤタ
駆動用バッテリー取り外しキーと共通のサークルロックを採用。街乗りでの実用性はサークルロックのあるなしで大違い。これは便利な装備
eバイク試乗2021 ミヤタ
ロードバイク用のシマノティアグラや、品薄でスペックインが難しいシマノ製を採用した油圧ディスクブレーキはさすが日本最古のブランド

【eバイクカタログ2021】MIYATA(ミヤタ)

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