【仲良し親子+e】母と娘の東京下町サイクリング

【仲良し親子+e】母と娘の東京下町サイクリング

eバイクは古い街にも似合う

歩いて巡るには広すぎて、クルマは小刻み移動に不向きだし、ちょうどいい交通機関もない。そんなことから気になっていた「行きにくいなぁ」と思っていた場所を、仲良し親子である母のイクヨさんと娘のりっちゃんがeバイクで巡ってみた。

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キレイな道でも路肩は荒れていることが多い。そんなときでもアップライトなポジションに安定感のある足まわりを持つイッシモは走りやすい。慌てず焦らず走行できる

二人が向かったのは東京下町の佃エリア。この場所は江戸期に埋め立てられた土地なのでそこに立つこと自体、史跡に触れるようなもの。そして今は古い街並みと現代的なタワーマンションが混在する独特の雰囲気を持つ地域になっている。地形は平らではあるけど、運河に囲まれているので、入るのも出るのも緩やかな勾配を持つ大きな橋を渡る必要がある。また、信号でのストップ&ゴーも多い。

でも、今回の足はトルクフルなバーファン製M 500ドライブユニット搭載の「イッシモ」なので、小柄な二人でも勾配を上るときや、信号からの踏みだしもスイスイだ。ということでまずは佃の象徴的な場所、住吉神社周辺へ向かう。

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江戸時代、徳川家に呼ばれて大阪から江戸へ移った人が住んだのが佃と言われている。そのため東京のど真ん中であっても、以前は関西弁を話す人が多かったという説もある
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隅田川沿いまで出る。川沿いは自転車に乗ったままでは入れないので押して歩いた。ホイールもタイヤも太いイッシモの車重は軽くないが、押し歩きでは重さは感じない

表通りから入ると下町らしくなる。細めの道を挟んで住宅がひしめき合って建つ。また、新しい家と古い家が混在しているところには街の歴史が感じられる。そんな一角にある老舗の佃煮屋「天安」さんで名物の佃煮を購入した後は、オープンしたばかりのおにぎりカフェ「ブリオン」さんでランチ。旧と新を同時に楽しむと言う佃っぽい一時を過ごした。

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老舗の天安さんでお買い物。種類も豊富で値段もお手頃、そしておいしい!
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続いてはおにぎりカフェのブリアンさんでランチ。発酵食品を使用した料理が楽しめる

暑い時間を避けて休憩した後は佃の街をもう少し巡る。イッシモでの街中の移動速度はいわゆる「街の自転車」と同等なので地域との一体感」がある。小さな運河で釣りをする地元の人や、家の前にイスを出してニコニコと外を眺める老婦人など、下町らしさを「感じる」こともできた。

サイクリングというには狭いエリアであり時間も短かったけど、eバイクは気楽に付き合える乗り物でもあるのでこれでいいのだ。

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イッシモでeバイク体験してくれたのはこの二人。母のイクヨさんはオートバイ系のジャーナリスト。そしてイクヨさん自慢の娘のりっちゃん。中学1年生でダンスが趣味

【FANTIC】eBIKE INFO

FANTIC ISSIMO(ファンティック・イッシモ)
価格:39万6000円

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FANTIC ISSIMO

イタリアのオートバイメーカーであるファンティック・モーター社が製造、発売するeバイク。特徴あるフレームはアルミダイキャスト トラスフレーム。フロントフォークは80mmストロークのサスペンション仕様。タイヤはファットタイプの20インチを履く。ドライブユニットはバーファン製のM500。eMTB向けでトルクフルなモデルだ。

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バーファンのM500を搭載。eMTBにも採用される95Nmのハイトルク仕様。ユニット外観デザインも優れていて見栄えもいい。

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