イタリア・Fantic Motor SPA(ファンティックモーター社)の輸入総代理店であるモータリストでは、ファンティックe-MTB 2022年日本販売モデルへIRC井上ゴム工業が製造・販売する「TANKEN(タンケン)」を新車装着タイヤとして採用すると発表した。
「TANKEN」を装着したファンティックe-MTBのニューモデルは、サイクルモード東京2022(4月2日(土)〜3日(日)開催)にてを発表し、全国のファンティック正規販売店にて販売を開始する。
IRC井上ゴム工業は、1926年設立、IRCブランドを展開するオートバイ、自転車、車椅子用のタイヤを製造する国産タイヤメーカー。
「TANKEN」 は、北米市場向けにトレイルからエンデューロと幅広い領域に対応したタイヤを目指し開発され、「TANKEN」のネーミングにはMTBに乗って探検/Exploreを する、探検する先で未知のエリアを散策し、次のステージを探る事を支えるという意味が込められている。
その特徴は、センタートレッドには大きめのブロックパタ ーンを採用し、柔らかい土や泥といった路面環境にも対応。縦と横に交互に配置されたブロックは、オフキャンバーな路面でも横方向のトラクションを発揮する。
サイドブロックは強化され、よりアグレッシブなコーナリングを可能にした作りだ。低反発コンパウンドを採用していることで、荒れた路面環境でも衝撃を吸収し、まるで地面に張り付いているかのようなグリップ性能を保つという。
ファンティックe-MTBは、ファンティックが誇るオフロードモーターサイクルへの深い造詣から、オフロードモーターサイクル同様に前輪が大径、後輪は小径でファットなタイヤを設定。これまでのMTBデザインの発想にとらわれず、前後異なるサイズのタイヤを装着させている。
トラクションを重視したリンク式リヤサスペンションを装備し、最新のディメンジョンを誇るスタイリッシュなフレームにはバッテリーを内蔵。プロフェッショナルなMTB ライダーをうならせるハイグレードなコンポーネントといった最高級の素材を備たつくりが自慢だ。
次世代のMTBとしてのパフォーマンスを最大限に発揮するファンティックe-MTBは、すべてのライダーに「走る楽しさ」を提供している。
採用モデルは以下の通り。
・XTF1.5シリーズ(※)
・XTF1.6シリーズ(※)
・XMF1.7シリーズ
・XEF1.8シリーズ
・XEF1.9シリーズ
・XXF2.0シリーズ
※上記モデルは前後29インチでの新車装着。 その他シリーズでは、フロント29インチ、リヤ27.5インチのタイヤサイズが装着される。
ファンティックe-MTB モデルラインアップと価格