来たるeロード時代を先取りした最新機能満載の意欲作
ヨーロッパでは既にトレンドの波が訪れているロードバイクの電動化。国内においては、スペシャライズドが参入してから注目が集まっているが、間髪入れずに参入してきたのがジャイアント・ROAD E+。スペシャライズドがバッテリーとユニットの軽量化でペダルバイクのような走りを目指した一方で、ジャイアントはeMTBのような大トルク型ドライブユニットに500Wh級のバッテリー、ライト、メーターを搭載したフルスペックモデルとしてきた。
乗るとさすがに世界最大手ブランドだけあって、平坦であればアシストが切れるスピードでも巡航はお手のもの。上り坂に入ると怒涛のトルクでアシストしてくれて、下りでのハンドリングも中心に重量物を置いているので、直進もコーナリングも安定感は抜群。
交通量の少ない県道を100kmほどツーリングするような用途では、同社の人気ロードバイク、ディファイなどで培ったフレーム作りが生かされており、快適そのもの。
ROAD E+
価格:46万2000円
サイズ╱425(S)、450(M)㎜
カラー╱コズモネイビー
フレーム╱アルミニウム
フォーク╱フルカーボン
ドライブユニット╱ジャイアント・シンクドライブスポーツ
コンポーネント╱シマノ・GRX(11S)
タイヤ╱マキシス・リフューズ(700×32C)
重量╱19.3(M)㎏