電車に乗らず仕事に行く。これも新しい様式!?
新しい生活様式が広まっている世の中、仕事のスタイルも変わっていて、毎日出勤せず自宅でのテレワークが選択できる職種も増えているのだけど、1日中、しかも毎日自宅にいるは飽きるモノでもある。
そこで提案したいのが、気分転換を兼ねて行なうアウトドア環境でのテレワーク。クルマに乗って遠くへ行くようなものもいいけど、実際にやるとなると、もしなにかあった際、自宅へ戻れる距離のほうが安心できるだろう。
バックパックにノートPCや資料、ポケットWi ‒Fiにスマホなどを詰め込んで、自宅からそう遠くない公園などまでeバイクを走らせる。数時間でもいい、屋外でいつもの作業をやってみると…..人目が気になるのは最初だけで、すぐに開放感となんだかワクワクする感覚が味わえるはずだ。
今回、仕事場!?まで乗ったのはスペシャライズドのVADO SLだ。名称にあるSLは「スーパーライト」の意味で、その言葉どおり、モーターやバッテリーを搭載しながら車重は超軽量。加えて上体の前傾が緩く、ハンドルバーもフラットでブレーキ、シフトレバー操作も慣れ親しんだスタイルと、とにかく乗りやすい1台である。
目的地は自宅から近い川沿いのサイクリングロード。その道路脇に転々と設置されているテーブルとベンチの前にVADO SLを止めて、PCなど仕事道具を出し、虫除けスプレーを手足に噴けば準備完了。周りに人がいないので、ネット会議や電話連絡もしやすそう。アウトドアテレワークには適している場所だ。
こんな感じで行うアウトドアテレワークを半日くらいやった後で帰ることにしたけど、せっかくサイクリングロードにきたのだから、自宅とは逆の方向にVADO SLを少し走らせる。仕事と運動の両立ができるeバイクでのアウトドアテレワーク、これはいいモノでしょう。
【SPECIALIZED】eBIKE INFO
SPECIALIZED VADO SL 4.0(スペシャライズド ヴァド SL 4.0)2020年モデル
ロングライドから通勤、街乗りなどマルチに使えるモデル。他社の同等クラスのeバイクより軽い14.9kgで走行も軽快。停車時の方向転換のような持ち上げるようなシーンでも楽。ドライブユニットはスペシャライズドオリジナルのSL1.1専用軽量モーターを搭載。内蔵バッテリーは最長で約130kmの走行が可能。ギヤは11段変速だ。
SL1.1専用軽量モーターは小型なのでBB部にキレイに収まり目立たない。加えてバッテリーは内蔵式。VADO SLはとくにルックスがいいeバイクだ