【eバイクカタログ2024】GIANT(ジャイアント)

世界規模で成長するeバイク業界では性能やトレンドが年々進化している。そんなeバイクの今が分かるeバイクカタログ。ここでは、ジャイアントのバイクを紹介しよう。

世界最大規模のブランドが、総力を挙げて開発

BRAND INFORMATION

OEMから始まったジャイアントの歴史も1981年には独自ブランドの立ち上げに至り、今やスポーツバイク全般を手がける世界最大規模に成長。eバイクでも最適解を求め、ヤマハと共同で開発したドライブユニットは進化を続けている。

スタンス E+
至高のトレイルライドを実現する本格派のeMTB

最大トルクを前モデルの70Nmから75Nmに増したパワフルかつナチュラルなドライブユニット(シンクドライブスポーツ2)に、国内法規に適合した専用のアシストセッティングを搭載。アルミ製のダウンチューブには一日中走っても余裕の大容量バッテリーを内蔵し、140mmトラベルのフロントフォークと125mmトラベルのリヤサスユニットが足元を支える。このユニットを含めたシステムは、複雑なピボットやリンケージを排したシングルピボット。だから軽くて耐久性に優れ、メンテナンス性も抜群だ。

スタンスEプラス

スタンス E+
価格:68万2000円

[サイズ]400(S)mm、425(M)mm
[カラー]スペースグレイ
[フレーム]アルミニウム
[フォーク]ロックショックス・サイロ シルバーR(140mmトラベル)
[リヤサスユニット]SRサンツアー・ライドンRエア(125mmトラベル)
[ドライブユニット]ジャイアント・シンクドライブスポーツ2
[コンポーネント]シマノ・キューズ(11S)
[タイヤ]マキシス・ミニオンDHF(29×2.5)/F、同・ディセクター(29×2.4)/R
[重量]26.3kg(S)
[航続距離]50〜180km

ドライブユニット
パワフルかつナチュラルなアシストを実現する最新のドライブユニットを搭載する
リヤ三角
複雑なピボットやリンケージを排した結果、軽くて耐久性に優れるうえメンテナンス性も抜群
フロントサス
トレイルライドを楽しむに十分な、140mmのロングトラベルを擁するフロントサス

タロンE+
舗装路でも軽い走りを実現した用途を選ばないeMTB

100mmトラベルのサスフォークを採用したeMTBは、転がり抵抗が低い29″の大径タイヤにより、舗装路においても軽い走りを実現する。クリーンな外観のダウンチューブ一体型バッテリーや小型ディスプレイ、油圧ディスクブレーキに加えてキックスタンドも標準で装備する、誰でも安全にサイクリングを楽しめる仕様だ。新開発のドライブユニットとなるシンクドライブコア2は最大トルクこそ55Nmと控えめながら、静かでナチュラルなアシストで乗る人の“頑張り”に手を差し伸べてくれる。

タロンEプラス

タロンE+
価格:38万5000円

Spec
[サイズ]405(S)mm、468(M)mm
[カラー]ブラック
[フレーム]アルミニウム
[フォーク]SRサンツアー・XCR32ブーストオーバードライブ(100mmトラベル)
[ドライブユニット]ジャイアント・シンクドライブコア2
[コンポーネント]シマノ・キューズ(10S)
[タイヤ]マキシス・リーコン(29×2.4)
[重量]22.4kg(S)
[航続距離]55〜170km

ダウンチューブ
大容量バッテリーはダウンチューブに内蔵されてクリーンな外観を実現。充電は外したバッテリーだけでなく、フレームのポートからも可能だ
ドライブユニット
ドライブユニットのシンクドライブコアは、“2”への進化に伴って最大トルクが50Nmから55Nmに、最大ケイデンスが100rpmから120rpmにアップ

エスケープ R E+
駆動音の静かさが特筆モノのeクロスバイク

初心者でも扱いやすいジオメトリの軽量アルミフレームに、ヤマハと共同開発したパワフル&スムーズなドライブユニットを搭載。このユニットをフィットネスライドに適したアシストセッティングで作動させる。ハードテールのeMTB「タロンE+」と共通する仕様も多いなか、アルミのリジッドフォークや700×38Cのタイヤは舗装路向きのこのモデルならでは。街中での駐輪に便利なキックスタンドも標準で装備する。ディスプレイにある給電用USBの規格は、電圧の高いタイプC。

エスケープR Eプラス

エスケープ R E+
価格:33万円

Spec
[サイズ]445(XS)mm、485(S)mm、525(M)mm
[カラー]レッド、メタリックブラック、パールホワイト
[フレーム]アルミニウム
[フォーク]アルミニウム
[ドライブユニット]ジャイアント・シンクドライブコア
[コンポーネント]シマノ・アリビオ&アルタス(9S)
[タイヤ]ジャイアント・S-X3 W/Kシールド(700×38C)
[重量]19.7kg(XS)
[航続距離]80〜200km

ドライブユニット
フィットネスライドに適した独自のアシストセッティングが施された、軽くて静かなドライブユニット
タイヤ
低い転がり抵抗と高いグリップを両立した幅広タイヤは、耐パンク性の高いKシールド仕様

ロードE+
大容量バッテリーと振動吸収に優れたパーツが長距離ライドを身近に

クリーンなルックスが映えるeロードのダウンチューブに、エコモードなら205km(東京〜宇都宮の往復に相当)までカバーする大容量のバッテリーを内蔵。ヤマハと共同で開発したドライブユニット(シンクドライブスポーツ)は、駆動音は静かなのに低速でもパワーを発揮するため、静寂に包まれる登坂時も音が気にならない。振動吸収の要となるフロントフォークとD形断面のシートポストはカーボン、駆動系&制動系はシマノ・GRXとするなど、トップモデルらしく高品位の素材や部品を身にまとう。

ロードEプラス

ロードE+
価格:46万2000円

Spec
[サイズ]425(S)mm、450(M)mm
[カラー]コズモネイビー
[フレーム]アルミニウム
[フォーク]フルカーボン
[ドライブユニット]ジャイアント・シンクドライブスポーツ
[コンポーネント]シマノ・GRX(11S)
[タイヤ]マキシス・リフューズ(700×32C)
[重量]19.3kg(M)
[航続距離]82〜205km

フルカーボンフォーク
高速巡航時も十分な振動吸収性を発揮する軽量のフルカーボンフォーク
GRX
ワイドなギヤ比に対応するシマノ・GRXをコンポーネントに採用

ファストロードE+
意外とアップダウンの多い、街中を快走するのにピッタリの一台

フラットなハンドルバーはeクロスバイクのエスケープR E+と同様だが、ロードバイクを出自とするこのモデルは、搭載するドライブユニットやタイヤ幅などeロードバイクである「ROAD E+」との共通点が多数。街中の比較的整備された道を、主なフィールドとすることは自ずと理解されよう。アシストが切れた状態でも軽い走りは健在。スポーティーなジオメトリと相まって、長距離ライドを身近なものにしてくれる。

ファストロードEプラス

ファストロードE+
価格:36万6000円

Spec
[サイズ]425(XS)mm、475(S)mm、525(M)mm
[カラー]ブルー、マットブラック
[フレーム]アルミニウム
[フォーク]アルミニウム
[ドライブユニット]ジャイアント・シンクドライブスポーツ
[コンポーネント]シマノ・デオーレ(10S)
[タイヤ]マキシス・リフューズ(700×32C)
[重量]19.4kg(S)
[航続距離]82〜205km

ダウンチューブ
フレームに内蔵する小型軽量なバッテリーはパナソニック製。長時間走行を可能にする大容量500Whを誇る

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