フロントモーターアシストの独特な走行感覚
スポーツeバイクと電動アシスト軽快車の中間的な乗り物という表現が、この独特なバイクの走りを表すのに分かりやすいかもしれない。見たことのないフレームデザインは斬新。
写真のようにフレームと一体化したカゴにバッグを入れて走ってみたところ、通勤で毎日使ったとしても「気がついたらバッグがない!」ということにはなり得ない安心感はむろんのこと、走っていても内腿に当たらない考えられた設計を体感できた。
バッテリーはシートチューブの後ろのスペースに収まり、モーターはフロントハブに装着される。バッテリーの脱着は実用的で、これならマンションの2段式駐輪場でも日本の軽快車より便利な点もある。
走りは最近の電動シェアサイクルと比べるとかなりスポーティという感じで、用途は通勤とちょっとしたポタリングになるが、前輪ハブモーターのアシストは自然。言われなければどこでアシストしているのか気が付かないレベルに仕上がっている。
H3
価格╱15万1800円
サイズ╱ワンサイズ
カラー╱メタリックグレー、メタリックブルー、メタリックグリーン
フレーム╱アルミニウム
フォーク╱30㎜トラベル
ドライブユニット╱BESVオリジナル
コンポーネント╱シマノ・ネクサス(3S)
タイヤ╱KENDA(20×1.95)
重量╱19.4㎏