2024年3月16日(土)の北陸新幹線敦賀開業に合わせ、福井県敦賀市のつるがシェアサイクルの1日乗り放題と、観光地などを回るバスとの共通フリーパス「Tsuruga MaaS Card」が誕生した。北陸新幹線の終着駅となる敦賀駅を降りた後の二次交通として、敦賀市内の観光地などを巡ってもらおうと、敦賀市観光交流課が事業主体となって作られたもので、敦賀駅交流施設オルパーク内の敦賀観光案内所にて発売されている。
シェアサイクルは、敦賀駅や市内観光地など15か所にサイクルポートがあり、自転車81台で運用している。
対象となるバスは、敦賀駅を発着点とした「ぐるっと敦賀周遊バス」と、敦賀市内を走るコミュニティバス、路線バス。ぐるっと敦賀周遊バスは、氣比神宮や金崎宮、敦賀赤レンガ倉庫などの主要観光地を巡る観光ルートと、日本海さかな街や商業施設を回るショッピングルートがあり、それぞれ1日10本前後運行している。
Tsuruga MaaS Cardの価格は大人2000円、小学生以下1000円。シェアサイクルは自転車の端末機にかざすことで利用でき、バスでは降車時に乗務員へ提示する。バス、シェアサイクルはそれぞれ単体での利用も可能だ。
なお、2024年3月16日、17日には、北陸新幹線敦賀開業を記念し、シェアサイクルの初乗り無料キャンペーンが行われる。60分220円の初乗り料金が無料となる。