台湾のプレミアムeバイクブランドであるBESV(ベスビー)は、サイクルモードで新しいeMTBを2車種発表。特別カラーに彩られたeロードも参考出品された。
アルミeMTBの2車種が増えてより幅広い選択肢に
eバイクブランドとしてシティモデルからMTB、ロードまで幅広いラインナップを持つBESV。2018年のサイクルモードで新たに発表したのは、オールマウンテンモデルの「TRS2 AM」とクロスカントリーモデル「TRS2 XC」だ。
これまで発売されていた「TRS1」がカーボンフレームを採用したモデルだったのに対し、これらのフレーム素材はアルミを採用。ダウンチューブに下側からマウントされるバッテリーは、シマノの純正サプライヤーでもあるBESVのオリジナルバッテリーで36V×14Ahの容量。下側のマウントでありつつオフロードのライドにおいて振動や衝撃を受けても性能を発揮できるように、BESVでは厳格な試験を施している。それは同社がIT業界において知られたダーフォンが母体となっているということからも信頼できるだろう。
ドライブユニットは変わらずシマノ・ステップスとなる。変速系統はシマノ・デオーレだが、ブレーキにはシマノ・SLXグレードを採用し、より高い制動力を持ち重量のあるeMTBでも安心して扱うことができる。