パナソニックサイクルテックがサイクルモードで新しいeバイクを公開した。2018年に発表した上位グレードeMTBの「XM2」をベースにしたアルミ製フルサスペンション搭載モデルは、あらゆる路面で安定感を増すとともに、上りにおいても電動アシストと路面追従性が組み合わさることでより快適かつイージーなオフロードライドが可能となる。
ロックショック製リヤサスを搭載したオールラウンドeMTB

国内ではもとより子ども乗せ対応自転車や一般車の電動アシスト付き自転車ブランドとして知られるパナソニック。それでいて海外向けに向けてeバイク用ユニットやバッテリーのサプライヤーとしても展開しており、2016年より国内向けeバイク「XM1」やその上位モデル「XM2」も発表してきた。
そして今回の発表したプロトタイプにはドライブユニットにはXM2と同じMSDU(マルチ・スピード・ドライブユニット)として内装2段変速がユニットに組み込まれている。リヤディレーラーとあわせて22段の変速となることで、その路面状況に合わせた変速比率を使用できるため、ライダーの思うがままの操作性を実現するとともに、バッテリーの稼働効率も高めることができる。
価格やモデル名は未定で、来春には情報が公開される予定だ。
