ご無沙汰してしまいました。細かすぎるアウトドア道具ライター・ポンチョです。
『eバイク+アウトドア道具=』は、eバイクでツーリングした先で、お手軽なデイキャンプやアウトドアなアクティビティを楽しむ企画です。
スタート地点は、目的地・鋸山のある浜金谷の北10kmに位置する上総湊港海浜公園。都心からアクアラインを通れば約1時間と案外近いのがポイント。
たったそれだけの移動で、陽射しも空気もちょっと南国らしさに包まれていて、ツーリング気分が盛り上がる場所。eバイクを積んだクルマを停めておける広い駐車場もあるので、夏の海水浴シーズン以外なら、南房ツーリングにぴったりなんです。
ビーチ沿いの防波堤上を走って、春色に染まった東京湾を感じながら浜金谷へと出発です!
同行者は、右が担当編集の元メッセンジャーだった経歴を持つ登山ビギナーのナカジマ氏、左が自転車だけでなく登山も大好きエリグチ氏、そして中央がアウトドアはベテラン、eバイク初心者の私ポンチョです。
乗車したeバイクは、ナカジマ氏が700×38cタイヤでロードも快適なeグラベルロード『ベスビー・JG1』。
エリグチ氏がモーターサイクルのようなデザインとビーチクルーザーのような乗り心地のeMTB『ファンティック・イッシモアーバン』。
私ポンチョが片持ちフロントサスペンションが特長の王道eグラベルバイク『キャノンデール・トップストーンネオレフティ』です。
詳細は最後にまとめて紹介しますが、いやぁ、もう、3台とも個性的。それぞれに楽しさがあって、価格を度外視すれば、どれも手に入れたい遊び&旅道具といえるものでした。
鋸山までの道程途中に立ち寄りたい静逸な切通し
上総湊港海浜公園から浜金谷までは約10km。道沿いには富津市発祥の竹岡式ラーメンの名店やプリプリの黄金アジをいただける食堂もあるのだけれど、ご時世&定休日……。
そこで立ち寄ったのがお休みのない観光スポット、燈籠坂大師の切通しトンネルです。
長さ100m、高さは10m。上部の狭いところは明治~大正期に手彫り、少し広がったところから下は目的地である鋸山での石切りの技法を使って切り通したそう。
普通のトンネルと違うのは、山の中、いや大地に包まれている感の強さ。冷んやりとした空気が流れ、太陽光の入り方によって、刻々と岩肌が表情を変えるのが幻想的。シーンという音が聴こえているような不思議な空間です。
eバイクは浜金谷駅に駐輪
eバイクは内房線・浜金谷駅の自転車置き場に駐輪。東京・両国駅から自転車をそのまま乗車できるB.B.BASEのロゴがついたサイクルラックがありましたが、今年は浜金谷駅停車の便は、残念ながらない模様。
ここから、鋸山山頂へとつながる関東ふれあいの道コースの登山口までは、徒歩10分です。
さて、登山口にあった鋸山ハイキングコースを示す案内板で、今日のルートをみんなに説明。
上りは約1時間、寄り道したい場所もあるので予想で1時間半、下りは車力道コースという上りとは別のルートを通って50分くらい。
距離は約5km。累積標高差は約530m。目的地は鋸山山頂手前の東京湾を望む展望台、標高300m地点です! 東京・高尾山の標高は634mなので、登山入門者向け。ハイク前後にeバイクで走っても、問題ない、はずです。
ハイキングルートは入門者向け!?
登山口を入ると、長く石の階段が続きます。鋸山は、房州石と呼ばれる耐火性にすぐれた凝灰岩を建築資材用に、1985年まで切り出していた石切場として栄えた山。だから階段は石を削ったり敷き詰めたものが、延々と続いています。
乳酸が一気に溢れ出し、太股の上がりが鈍くなってきた頃、背後からナカジマ氏が言います。
「サイクリストは、ペダルを回す以上の膝上げはしないんですよ。だから、この段差の大きな階段の上りは、キツイっすねぇ」
まだ認識できていないようですが、50歳を越えた私から言わせれば、それは老化の可能性が高い。太股を上げるための筋肉、腸腰筋を鍛えるトレーニングを、そろそろはじめたほうがよさそうです。読者の方も、そうなったら、是非トレーニング!
上りはじめて30分。
観月台という東京湾を少しだけ見通せる場所の先に、あじさい広場があります。
そこにはツリーハウスがあるんです。ひとつは進入禁止になっていて、もうひとつはハウスに入る扉が壊れて外されていました。建てられてから何年も経っているので、そろそろ修繕の時期なのかもしれません。
しかしツリーハウスって、冒険心をくすぐります。生きている大きな木と一体になり、自然の一部になったように感じられる時間は、やさしい気分になれます。
石切場跡に入ると登山というよりは秘密基地巡り
上りはじめて45分頃から、鋸山が石切場だった雰囲気が色濃くなってきます。
上の写真の狭い階段を抜けると……。
麓からも見えていた、通称ラピュタの壁。高さ96mの絶壁です。ポコッと開いた長方形の空間は、石を切り出した場所。いや、この壁自体が切り出した跡ですね、表面を見ると!
そしてさらに上って、ラピュタの壁の途中にある展望台。
かなり高度感が出てきて、東京湾の見晴らしが広くなってきました。
ラピュタの壁の展望台から下りてきて、鋸山山頂方面へ。
その途中にある岩舞台と呼ばれる場所に到着。
「たぶん仮面ライダーのロケ地だったところですよ~」と、はしゃぐエリグチ氏が写真中央で手を広げて立っているのがわかるでしょうか。
絶壁に込まれた空間。高さは80mだそう。
私が好きなのは、この切通しの壁。
人が手を入れた傷跡が自然へと再び戻っていく時間の流れを見るのが、好きなんです。
だから、こういうのも好き。前述の岩舞台脇にあった、切り出した石を下ろすための機材が廃棄されたままの風景。
時が止まったように見えるけれど、少しずつ自然に浸食されていて、諸行無常を想うのです。
東京湾を望む展望台は地球が丸く見える場所でした~~~
そして予想通り1時間半で東京湾を望む展望台に到着。
途中「あと、もうちょっとかな~」。
私がそう言うと、ナカジマ氏が疑るような声色で、こう言うんです。
「登山の、ちょっとって、どれくらいですか? ヒルクライムだと、まだ3つ、4つ峠を越えたりするんですが……」。
「あれ、そうなのね。私の場合だと30分くらいかな。結構、上ってきたよ、あとちょっと、頑張れ~という応援かな」。
という訳で、まったく信用されなくなった私です。
お詫びに、コーヒーをご馳走しました。
これまでふたりには私が何度かアウトドア・コーヒーをドリップして提供してきました。
特にナカジマ氏は、やってみたいなぁという目でよく見ていたので、今回は用意した道具を使って、自分でドリップして飲んでもらうことにしました。
カップに装着した楽歩京都/森乃雫で、静かにドリップするナカジマ氏。
聞けば、昨年私と行った檜原村でのアウトドア・コーヒーの企画がきっかけで、自宅でミル挽きしてコーヒードリップをしはじめたそう。
「どんな豆使っているの? 浅煎りなら10~15gの中細挽き、90度以上のお湯で1分半くらいでさっと抽出。深煎りは15g~25gの中挽き、85度前後のお湯で2分半かけてじっくり……」。
すると、私の話を遮り、ナカジマ氏は苦笑しながら
「そういうの、面倒臭いですよね~」。
そう、コーヒーって面倒臭い。茶道のような堅苦しさが時にあります。
でも私の話には続きがあるんですよ。
……2分半かけてじっくりって教わったけれど、それはあくまで基本。豆、煎り加減が違うと同じように淹れても全然違うコーヒーになるから、自分のやりたいようにやればいい。自分用のコーヒーなんだし。
あぁ、しかしこの展望台は、標高300mしかないのに、やけに地球の丸さを感じるなぁ。コーヒーは、気持いい場所で味わうと、美味しさが倍増します。だから、アウトドア・コーヒーは、正解にとらわれず、思うままに淹れればいいんです! どう淹れたって、結局美味しいんですから。
ハイキングで足を酷使しても、eバイクなら大丈夫
展望台からは車力道コースを下りて、約40分で下山。さすがに、普段から自転車に乗ってカラダを動かしているだけあって、下りの負荷が掛かっても、ふたりともなんなく進むことができたようです。
街に出たところでナカジマ氏が
「ポンチョさんとエリグチの下り方って、全然違いますね。エリグチはガシガシ下っていく感じだけれど、ポンチョさんはスゥ~と上下動なし」。
それは、体力の違いかも。
ガシガシ下っていくと、足腰への衝撃が大きくなりすぎて、私のようなおっさんの身体にはキツいのよ。だから身体にやさしく、上下動なしの動きなんだよね。
「あっ、それわかります。僕もポンチョさんの真似してスゥ~と下ったので、いつもより下りでの足のダメージが少なめです」
とナカジマ氏はいうが、表情にはやや疲労が見えていたような……。
しかし、eバイクはやっぱりすごい。
ちょいお疲れのナカジマ氏でも、帰り道を時速25km巡航で、サラッと進める。
今回もっとも若いエリグチ氏は、帰り道に立ち寄った海岸の砂浜にイッシモアーバンで入っていき、まだまだ遊び足りないぞと、はしゃぐレベル。
これはエリグチ氏のリミッターが外れているのか。それともeバイクが楽しすぎるのか。
……なんていう私も実はこの後に同じことをしたので、eバイクが楽しすぎるのでした!
それでは今回乗った楽しすぎる3台のeバイクを紹介します!
1 キャノンデール・トップストーンネオカーボン3レフティ
1台目は、誰もが知っているキャノンデールの、eグラベルバイク。
第一印象は、キャノンデールのMTBにも搭載される片持ちサスペンション『レフティーオリバー』のアシメントリーなデザインが、おもしろい!
ブラックとイエローのちょっと攻撃的なカラリーングも、イエロー好きな私としては好みです。ただ、タイヤのサイドのブラウンは、グラベルを意識しているのだろうけれど、ブラックの方がイエローがより目立ってカッコいいのでは?とイエロー好きは思います。
さて、eグラベルバイクというだけでもワクワクするのに、片持ちのフロントサスペンションを装備するトップストーンネオ。
どんな乗り心地なんだろうかと、かなりドキドキしましたが――――。
走ってみると、ひじょーに滑らか。
サスペンションのストローク量は30mmとカタログにありますが、ロードのちょっとした段差や凹みにわざと入ってみても、ブレ知らず。
頭の高さも変わらず、腕で衝撃を吸収する必要もなし。トレイルに入ればまた違った印象になるのだろうけれど、ロードを走る限りではハイグレードのSUVに乗っているような高級感のある走りでした。
しかもこのバイク、リヤにもサスペンションを装備。シートチューブ中程のピボット部分が可動してリヤのフレームがしなることで衝撃を吸収するシステムだそう。
極上な乗り心地は、このリヤサスも一役買っていそうです。
きっと、トップストーンネオを所有していたら、いろんな人に
「これ電動アシストな上に、片持ちのフロントサス、リヤもこう見えてサス付きなんですよ~」
って自慢して、ちょっとイヤなヤツになるのが心配なくらいの極上さがありました。
ちなみにレフティーオリバーは、衝撃吸収のオン/オフを簡単に切り替えることができるんです。
ダンシングしてパワーが逃げていると感じたら、上部のツマミをオフにすればカチッとした走りに変えられます。
ですが、私レベルの乗り手では、常にオンで走るでしょう。
それでも最初はカチカチ切り替えて、違いを楽しんでしまいました。今回はロードしか走っていないので、気分が変わっただけですが……。でも、こういうギミックは、装備されているだけで楽しいです。
肝心のドライブユニットは、ボッシュ製の最上級グレード『パフォーマンスラインCX』。パワフルだけれど自然なアシストを感じられ、最長走行距離は170km。
恐らく1日で使い切ることは稀だろう距離ですが、週末1泊ツーリングなら安心です。
アシストモードは「ECO」「TOUR」「SPORT」「TURBO」の4種類。
今回は大した上り坂がなかったので、ECOとTOURをメインで、距離20kmを走行。しかしバッテリーはまったく減らず! 恐らく、アシストが利かなくなる24km/h以上のスピード、25~30km/h巡航したからでしょう。
走行感の滑らかさは、アシストの自然な利きも大きいです。
止まっている状態からペダルを踏み込むと、スイスイとスピードアップ。あっという間に25km/h。でも頑張ってアシストしています!という主張はなく、とても控えめ。
あくまで乗り手の走りたい気持ちを尊重しつつ、上りがキツくなったり、疲れてきたら、そっと手を差し伸べる、イイ奴!そんな好感度の高さを持っていると感じられた、トップストーンネオカーボン3レフティでした!!
トップストーンネオカーボン3レフティ
価格:66万5500円
サイズ╱SM、MD、LG
カラー╱グレー
フレーム╱カーボン
フォーク╱レフティーオリバー(30mmトラベル)
ドライブユニット╱ボッシュ・パフォーマンスラインCX250w
コンポーネント╱シマノ・GRX(11S)
タイヤ╱WTB・レゾルート(650B×42C)
重量╱18.4kg
問 キャノンデール・ジャパン
https://www.cannondale.com/ja-jp/
2 ファンティック・イッシモアーバン
2台目は、イタリアのオフロードバイクメーカー、ファンティックのeMTB。
第一印象は、「えっ!? これバイクでしょ?」と声に出した自転車らしからぬデザインを装備。20×4インチ極太のタイヤは、どう見てもバイク。
でも、これは自転車、いやeMTBです。公道をフツーに走っても、怒られない日本での型式認証も取得しています。
バイク名のISSIMO(イッシモ)、どういう意味なのかと思って調べてみると、イタリア語で形容詞の最上級をつくる接尾語だそう。つまり「最高!」という意味。
一体どんな乗り味なんだろう?と太いタイヤなら問題なく走れるんじゃないかと砂浜に飛び込んだら、まさに「最高!」と、3人共に最高の笑顔になりました。
ビーチクルーザーのような走行感で、アシストが利くとペダルを回しているけれど、バイクのようにグイグイ進みます。
カラダが起きたライディングポジションなので、海風を受けて、気分も爽快!!
砂浜での走行を可能にするのは、幅4インチもある極太タイヤ。
フェンダーも備わり、フトントサスペンションのストローク量は80mm。高い衝撃吸収能力を誇るが、しかしロードを走る限りでは、タイヤがその役割を担っているような走行感です。
ドライブユニットは、eMTBに多く搭載されるバーファン製。
本体重量33.5kgの重さを感じさせない漕ぎ出しの軽さは、このドライブユニットがパワフルなアシスト性能を装備しているからでしょう。
踏み込むと、グーンと車体が前に出される感覚も、モーターサイクルに似ています。しかし当然のことながら、ペダルを回さなければ進まない。でもグイっと踏み込むとグーン! おもしろい!!
アシストモードは5段階。グリップ横の+-ボタンを押して操作します。
バッテリーはシート下に搭載。
アシスト可能な最長走行距離は120km。重く、大きな車体の割に、長くアシスト走行してくれるのは、うれしい限り。
これが50kmくらいだと「う~ん……」となるところ。いやぁ、よくできています。
このバイクのよさは、オフロードでの走破性だけでなく、デザイン性の高さもそのひとつ。
「さすがイタ車!」と陳腐な誉め言葉を思わず使いたくなる、独特のトラス形状のアルミ製フレーム。
トップチューブがないので乗り降りがしやすく、サイドスタンドも備わっているので街乗りにも適しているけれど、目を引くデザイン故に盗難が心配で駐輪に気を遣わなければならなくなりそうです。
フロントライトは埋め込み式で、アシスト操作ボタンの+長押しで点消灯。バックライトも、同時に点消灯。いや、やっぱりモーターサイクルですね、これは。
このイッシモのようなeバイクが、電動アシストママチャリ並に当たり前に街で走るようになったら、みんなニコニコ笑顔で住みやすい街になりそうです!
イッシモアーバン
価格:39万6000円
サイズ╱ワンサイズ
カラー╱ホワイト、ブラック、レッド、シルバー
フレーム╱アルミニウム
フォーク╱N.A. (80mmトラベル)
ドライブユニット╱バーファン・M500
コンポーネント╱シマノ・ネクサス(5S)
タイヤ╱ヴィータイヤ・ファット(20×4.0)
重量╱33.5kg
問・モータリスト(ファンティック)
https://fantic-ebike.jp/
3 ベスビー・JG1
3台目は、自転車王国の台湾ブランド・ベスビーのeグラベルロード。
今回はオプションのリヤキャリア、前後フェンダー、追加バッテリーを搭載。ツーリングバージョンです。
このeバイクのおもしろさは、通常ペダルの付け根のボトムブラケット部分にドライブユニットが搭載されるのに対して、後輪の中心、リアハブ部分に同社オリジナルのドライブユニットが搭載されている点です。
ボトブムラケット部分搭載のドライブユニットの場合、ペダルをスムーズに回す、自然なアシストな場合が多いけれど、JG1のアシストはそもそも後輪駆動の自転車の特長が倍増。後ろから誰かに押されているようなクイクイというアシスト感覚が特長。
はい、苦しそうだから助けますよ~、ガンバレ~という声援のようなアシストなんです。
そのアシストモードは、ECO(省電力)、SMART、POWER(最大出力)の3種類。最長走行距離は105km。
SMARTモードは、同社オリジナルのアシストモードで秀逸。
ペダルを踏む力を感知して自動的に最適な電気量を調整、出力するものだ。だから上り傾斜がキツくなればアシスト力を増し、緩くなるとアシストが弱まる。
常に適切なアシストを行い、eバイクと乗り手のバッテリー消費を最適化してくれるのです。
最近流行りの言葉ならSDGs。eバイクでのツーリングの持続可能性を高めてくれる、素晴らしいテクノロジー。
テクノロジーといえば、そのアシストモード切り替えを、ドロップハンドルの下のパーツ、写真の薬指を掛けている部分でも操作可能。
ハンドルから手を放してディスプレイやその付近のボタンで操作する必要がないので、急斜面やグラベル走行中には、安全です。
細かい機能ですが、これを一度使ってしまうと、なぜ他のeバイクに採用されていないのかが、不思議に思える程、使い勝手のよいものです。
フレームにアルミ、フロントフォークとシートポストには、振動吸収性の高い軽量カーボン素材を採用。タイヤはマキシス700×38C。コンポはシマノ・GRX11s。そしてブレーキは油圧ディスク。
グラベルからロードまで、幅広いシーンで快適走行できるのがJG1。ライディングポジションはアップめなので、ドロップハンドル初心者でも乗りやすいです。
はじめてのeバイクに強くオススメしたい、とっても優等生な1台です。
JG1
価格:36万9600円
サイズ╱490(S)、520(M)mm
カラー╱オリーブドラブ
フレーム╱アルミニウム
フォーク╱カーボン
ドライブユニット╱ベスビーオリジナル
コンポーネント╱シマノ・GRX(11S)
タイヤ╱マキシス・ランブラー(700×38C)
重量╱15.8(S)、15.9(M)kg
問・ベスビージャパン
https://besv.jp/