2020年9月。試乗車は何度か乗ったが、一度eバイクで長距離を走ってみたいと思い、町田市にある鶴川サイクルでミヤタのロードレックスを一週間レンタルした。相模川や宮ケ瀬ダムなど合計70~80km走行。長距離を走ることで改めてeバイクが持つ利点と魅力がわかった。改めてeバイクが楽しいと感じた瞬間!
2020年10月。ヤマハから広報車両を2台。ドロップハンドル、ロードタイプのYPJ-ER、フラットハンドルでキャリアとフェンダーが標準装備されたYPJ-TCを借りることができた。まずTCで自宅から江の島まで往復走行。続いてERで箱根と山中湖を周遊する1泊2日のツーリングを実施した。初めての箱根峠越え、上り坂で電動アシストの大きさを実感。さらに1日100km走行もそれほどきつくないこともわかった。
2020年11月。予算の都合から中古車となったが、ついに待望のeバイクを入手した。初めて使う不慣れなジモティーで、大容量バッテリーのヤマハYPJ-ERを発見。それもまだ2000kmしか走っていない美品を、良心的な値段で買えたのは幸運だった。持ち主のYさん、ありがとうございます! 自分のeバイクで最初に出かけた先は秩父。車に載せて現地まで行く、周辺を色々走った。ちょうど紅葉の季節で、eバイクを楽しみながら美しい景色を満喫。グルメも堪能した。
2020年12月。上旬。車に載せて青梅まで行き、そこからeバイクで奥多摩湖まで青梅街道をツーリングした。このルートはモーターサイクルで何度も走っているが、自転車で行くのは高校生以来、40年振り。eバイクから見る奥多摩の景色は新鮮だった。それから暗いトンネルを走るのはかなり怖いことがわかった(笑)。
12月中旬。結婚記念日旅行を兼ねて妻と一緒に伊豆へ出かけることにした。行き先はサイクリストに人気のあるコナステイ伊豆長岡、ここでeバイクのミヤタのクルーズを2台レンタル。妻がeバイクに乗るのは初めて。最初は走りづらそうにしていたが、次第に扱いに慣れ、後半には笑いながら坂道を上るまでになった。それほど長い距離ではなかったが、海岸線を走り食堂で海の幸を食べたり、富士山を眺めたり、ふたり旅を楽しんだ。
翌日はeバイク旅の延長戦。少し離れたところにあるメリダXベースを訪ねた。メリダが運営する世界最大級のサイクリング施設で、メリダの国内取扱全車種が展示されている。ここでミヤタのクルーズとメリダのパスポートを4時間レンタル。狩野川の周辺を半日かけてのんびりサイクリング。2日連続eバイクをふたりで満喫した。
さらに年末。これまでの1日の最長距離は100km前後。そこで1日150km走行に挑戦することにした。自宅の相模原から三浦半島の城ヶ島までの往復するツーリングを計画。行程のほとんどが平坦ということもあったが、まったりペースで13時間半、151km走ることができた。バッテリーの残量も23%と余裕たっぷり。心地よい疲れが残った。1日で150km走り切ったことは、ネクストステップへ向けて大きな自信になった。
2021年01月。緊急事態宣言もあり、相模川沿いを北上して相模湖まで走ったり、中津川沿いを散策したり、近場を走ることが多かった。
2021年02月。厚木においしい玉子サンドを売っている無人販売所があると聞き、eバイクで行ってみることにした。小さな峠を越えて到着した無人販売所。無人のはずが、長蛇の列ができていた(笑)。そこにいた人に聞くと、お店の人が玉子サンドを補充しにきたらすでに大行列。補充が間に合わなかったので、持ってきたものをそのまま売ることになったという。食べた玉子サンドはふわふわ食感でおいしかった。
緊急事態宣言が出たことから、神奈川県から出ないで遠くまで走ろうと思い、県内の一番端を目指す旅を始めた。目指したのは最東端、川崎市の浮島。これまでの旅と違い、住宅地や市街地ばかりだったが浮島のある工業地帯では、他にはない景色を見ることができた。
2021年03月。神奈川県の端っこを目指す旅で向かったのは最北端、和田峠。峠に広がる深い林、素朴な田舎道、陣馬街道沿いで見たペパーミントグルーンの郵便局が印象的だった。また、特別に早かった桜の開花に合わせて、市内の桜をeバイクでめぐった。久しぶりに訪ねた、城山湖の景色は美しかった。
2021年04月。中高時代は自転車で、20歳を過ぎてからはオートバイで何度も訪ねているヤビツ峠を訪ねた。苦しい上り坂は自転車だと周りを見る余裕はないが、eバイクなら景色を楽しみ、写真を撮ったりしながら進むことができる。着いたヤビツ峠には新しいカフェができていて、食べたロイヤルカレーは想像以上においしかった。オススメですよー。また相模川沿いで見た芝桜も印象的だった。